スコットランド 細川染め

今日は細川染めと呼ばれる二度染めをご紹介します^^

先日現場に行ったら鮫さんがscotlandの二回目を擦っていました。

解説します。
鮫さんは知る人ぞ知る、にじゆらをよく染めている職人さんです。
職人展の様子でもご紹介したことがあります。

scotlandはにじゆらの【co-mmonシリーズ】の一つ。
タータンチェックを注染で表現しています。



うちの工場では(弊社とも言う)、防染糊を塗ることを擦る(こする)と
いいます^^。


注染でこれを表現するのは難しく、職人さん泣かせの柄だと聞きました。
そんなさなかに撮影をする私(^_^;)。どうしても皆さんに見てもらいたくて。

細川染めは写真のように二度注染をする染め方です。
生地は染めると若干の伸縮が発生するので、二度目の柄あわせが難しかったりと
何かと課題があります。



 
一度染めたものに再度防染糊を置き染める部分と染めない部分を作ります。

 Scotland 紺×ピンク

この作業が終わったら染に入ります。厳密にいうと、この生地ははじめに地色を薄くクリーム色に
染めています。
なのでこの生地は三度、染められていることになります。
出来上がったのがこの手ぬぐいです。


冬にもとっても使いやすい柄で、私はマスクと手ぬぐいを持っています^^。
スコットランドといえば、今NHKでやっている朝ドラ【マッサン】ですね。
画像検索すると主人公がタータンチェックのスーツを着ていました。
この手ぬぐいは男性がシャツの襟元にスカーフのようにしてもとてもかっこいいですよ^^。

ところでこの細川染め、名前の由来なのですが、一つには
江戸時代、熊本藩主の細川さんが、慎重な性格で何でも二度繰り返さないと
気が済まない性格だったこととこの2度染るということをかけたという説と、
もう一つは、細川さんの奥さまが大切に着古したもののうえに柄を染めてもう一度
新しくそのお召し物を楽しまれたことからという説。



どちらなのか、どちらでもないのか、定かではありませんが私は奥さま説だといいなーと思います。
古くなって着ていない、何か染めれる衣類、探してみようと思います。




                           2014.10.24(Fri)  藤うら

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